【オペラシアターこんにゃく座】公演『ガリバー』 旅の行き先――希望という名の未来へ
| 【オペラシアターこんにゃく座】が5月12日より、東京三軒茶屋《シアタートラム》でオペラ『ガリバー』改訂版を上演する。 【こんにゃく座】がオペラ『ガリバー』を初演したのは1997年。それから9年の月日を経て、装いも新たに生まれ変わるこのたびの“改訂版”。 演出には【黒テント】の新鋭・立山ひろみを起用し、まさに新作としての初演を迎える。 |
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| 【オペラシアターこんにゃく座】は「新しい日本のオペラの創造と普及」を目的に掲げて1971年に創立された。 以来、“日本語オペラ”の草分けとして年間約300ステージもの上演を続けている。 大掛かりなグランド・オペラの方向はとらず、生の音・生の声を客席へはっきりと届かせるために、ステージと客席の境を意識させない舞台づくりを心がけてきた【こんにゃく座】。 今作『ガリバー』も舞台を取り囲むように客席が配置され、境のない状態で上演されるという。 |
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| 奇想天外なエピソードが散りばめられた『ガリバー旅行記』は、痛烈な風刺文学として誕生以来、世代を超えて世界中で親しまれてきた。その『ガリバー旅行記』をオペラ化するにあたり【こんにゃく座】が使用したのは、原民喜(はら・たみき)の訳本だ。 原民喜は広島で被爆し、1951年、線路に身を横たえ自死する直前にこの物語を※再話した。原爆禍の悲惨を伝えるために生をながらえた原は、希望の文学として『ガリバー旅行記』を後の世に残したのである。 「いろいろな国を旅する楽しさ。それとスウィフトの人間社会への皮肉、その皮肉を超える希望を感じてもらいたい」 ――制作の宮下敦子さんは今作に寄せる思いを、そう語った。 子供の頃、ワクワクしながら読んだ『ガリバー旅行記』の異世界。それは大人になった我々の眼にはどのように映るのか? ピアノの調べとバイオリンの旋律、クラリネットのハーモニーとドラムのリズムが聞こえてくる――さあ!ガリバーと一緒に、希望溢れる世界へと旅にでかけよう!。 ※再話:ときに独自の解釈も交えながら、ある物語を分かりやすく話し聞かせること |
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原 民喜 ジョナサン スウィフト Jonathan Swift
講談社 (1995/06) おすすめ度の平均:
![]() 漱石っぽいっすよ |
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| 2006/5/2 監修:北原登志喜 文責・撮影・編集:鏡田伸幸 | ||||
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