ドラマリーディングを体験するチャンス!
         ――AAF戯曲賞ドラマリーディング開催

演劇の世界でよく聞く上演形態、ドラマリーディング。でも、その公演を実際に観たことがある人は意外に少ないんじゃないだろうか?
そんなドラマリーディングを体感する絶好の催しが8月25日から愛知県で開かれる。
 AAF戯曲賞ドラマリーディング
愛知県文化振興事業団(AAF)が毎年開催してきた戯曲コンクールの受賞作を、公募によって選ばれた4団体がドラマリーディングの形式で発表する、という企画だ。
「ドラマリーディングって、ただの立ち稽古でしょ?」…そんな認識をもっている人も、この機会に是非、自分の目でドラマリーディングがどんなものか確かめて欲しい。

なお、今回参加する4団体の代表それぞれへのインタビューも合わせて紹介するので、ドラマリーディングの魅力発見のガイドとして、演ずる側の内面にも触れて戴ければ幸いである。
last up date 2005/8/22

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矢野靖人インタビュー

「パフォーマンスの違いを楽しむ」
風琴工房
詩森ろばインタビュー

「繋がる身体を目指して」
reset-N
夏井孝裕インタビュー

「観客を引き込むために」
ort-d.d
倉迫康史インタビュー

「同年代の演劇人を刺激したい」

AAF戯曲賞(愛知県文化振興事業団戯曲コンクール)
2000年度から、愛知からの演劇文化の発信などを目的に実施。全国公募により受賞作を選定。なお、受賞作は翌年度に事業団プロデュースにより愛知県芸術劇場小ホールで上演され、これまで4作品が受賞している。戯曲の募集にとどまらず、上演を前提としているのが特色。
※AAF=AICHI ARTS FOUNDATION(愛知県文化振興事業団)の略称。

インフォメーション
AAF戯曲賞ドラマリーディング
・8月25日(木) 〜 8月28日(日)
・愛知県芸術劇場小ホール
◎入場料金 1公演:1,500円[前売・当日共/全自由席]
●「2公演セット券」……2,800円
●「3公演セット券」……3,600円
●「4公演セット券」……4,000円
※セット券は愛知芸術文化センター地下2階プレイガイドのみ取り扱い

[愛知芸術文化センター内プレイガイド]
http://www.playguide.co.jp/
TEL.052-972-0430
8月25日(木)19時開演
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第1回AAF戯曲賞 半澤寧子 『大熊猫中毒(パンダちゅうどく)』

◎ストーリー
主人公キタガワノボルは、小さな美術館で働いている。真面目だが、いつもどこかぼんやりしており、虚しい空気を纏った青年だ。彼は大学時代、恩師の頼みで、ある女子高の演劇部のために海外の台本を翻訳したことがあった。
『大熊猫中毒』・・・その訳を進めるうち、彼は思いを寄せた一人の高校生の役を、どんどん大きくしてしまう。台本は原作とかけ離れ、病弱な彼女は役を担いきれずに入院し、その舞台に立つことはなかった。
彼女は本当の『大熊猫中毒』を書いて欲しいと言い残して、彼の前から姿を消す。その後は会うこともなく、数年が過ぎていた。
ある夜、美術館で展示作業をしていた彼は、思わぬ形で彼女やその友達の女子高生たちと再会する。理知的な杏子、わがままだが憎めないところのある静、人間好き演劇好きで情熱は人一倍だが、どこかとんちんかんなところがある光代。そして「今いる自分をどこかに流し去りたい」と、いつも思っていた裕一郎。
ノボルは彼女たちに、自分がまだ『大熊猫中毒』を完成させる途上にいることを知らされる。
8月26日(金)19時開演
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第2回AAF戯曲賞 永山智行 『so bad year』

◎ストーリー
物語は、とある北の町にある、一軒の家の庭で始まる。そこには、南の町から逃げてきた男と女が住んでいた。
男はかつて、その女の姉と結婚していたが、ちょうど一年前、女とここへ逃げ、二人だけの静かな暮らしを送ってきたのだ。あれから一年、近所で葬式が行われたその夜、男の妹が、この庭に現れる。三人の言葉は交錯し、もはや何が事実かさえわからなくなっていく・・・・・・。
8月27日(土)18時開演
風琴工房
第3回AAF戯曲賞 小里清 『アナトミア』

◎ストーリー
大学医学部の解剖実習室―。
キャンパスのもっとも奥まった棟の半地下、桜の老樹の根に絡むようにそれはある。
整然と並べられた解剖台の上には、黒いビニール袋に包まれた何か・・・、ホルマリンによって腐敗の防止が施され、「F-714」「M-156」などと記号で呼ばれる死体だ。恐怖と好奇心にあふれた学部生の他に、指導教官、死体を管理する技官、大学院生、研修医、そして身元不詳の若い女が出入りしては、生と死の境目が不分明な会話を交わし、悶着を起こしていく。そんなある日、死体が一つ、消えた…。
8月28日(日)18時開演
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第4回AAF戯曲賞 スエヒロケイスケ 『water witch』

◎ストーリー
とある地方郊外の歯抜けの旧新興住宅街に佇むひとつの女性専用ワンルームマンション。3階建て、ワンフロア5室、オートロック付きのかなり一般的なマンション。その屋上に、かなり一般的でない大家の姉妹が、小さなプレハブ小屋を建てて住んでいる。3人姉妹。
長女、次女ともに40代で引きこもり体質、三女だけ年が離れてて20代で遊び人。ちょっと屈折した家庭環境に育った3人はやはり屈折した人生観で、平野独特のぶ厚くでかい空に押しつぶされるように生きている。家賃収入で生計を立てたいが店子は埋まらず固定資産税と建設費用の借金で生活はどん底だ。そんな大家と住人たちのデスコミュニケーションでお送りする「ハードメルヘン/中年少女ブラックコミック」プレイ。

2005/8/11 文責:北原登志喜 撮影・編集:鏡田伸幸

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