ポスト<ピナ・バウシュ>たちのドイツで今、最も新しく重要なダンスが、日本に集結!
【ドイツのダンス−新しい世代】

 「日本におけるドイツ年2005/2006」と名付けられたドイツを総合的に紹介するイベントが、2005年から2006年にかけて日本全国で行われる。
 この<ドイツ年>では文化・経済・科学技術の分野でおよそ600以上のイベントが開かれるが、その中の1つである【ドイツのダンス−新しい世代】の製作発表が6月21日、ドイツ文化会館(東京・港区)で開かれ、ウーヴェ・ニーチュケ氏(東京ドイツ文化センター所長)・ビヨンド・ルロイ氏(京都ドイツ文化センター所長)、そしてヴッパータール舞踊団のダンサーとしてビナ・バウシュに師事し、現在はベルリンで活躍する気鋭のダンサー/振付家であるフェリックス・ルッカート氏らがダンス関連イベントについて語った。


ウーヴェ・ニーチュケ氏
 ニーチュケ氏は「ドイツ年のプロジェクトの一環として、今年いっぱいから来年に掛けて、ドイツの豊かなダンスをごらん頂きたい」と意気込みを語り、ルロイ氏は「今回のプロジェクトはビナ・バウシュらに続く30〜40代の若い振付家を紹介するという意図がある」と今回のダンス関連イベントの開催の意図を明かした。

ビヨンド・ルロイ氏
 そして今回、東京スターダンサーズ・バレエ団の新作の振付を担当するルッカート氏は「1つの作品を見せるだけでなく、ワークショップなどの過程も見せる。今回、日本で作り、公演し、また来年その作品をドイツでも公演できるのがうれしい」と語った。

フェリックス・ルッカート氏
 自身のプロジェクト『Tools』に関しては「今回は<見せること>と<伝え合うこと>が重要。動きの可能性を見せ、ダンサーの動きを否定するのではなく、どう取り組むのかを促したい」と、日本人ダンサーとの共同作業になる今作の振付に意欲を見せた。
 【ドイツのダンス−新しい世代−】は6月30日からの『Tools』を皮切りに、2006年の4月上旬まで、東京や京都など、全国で行われる予定だ。ポスト<ピナ・バウシュ>たちによる、ドイツで今、最も新しく重要なダンスを日本で観ることができる、またとない機会になるだろう。

 また現在、舞台関連のイベントとして、6月22日〜30日に新国立劇場でベルリナー・アンサンブルによる『アルトゥロ・ウイの興隆』(作 : ベルトルト・ブレヒト 演出: ハイナー・ミュラー)が上演されている。ドイツ演劇を語る上では欠かせない作品として、こちらも注目したい。

*ピナ・バウシュ
既成のダンス、演劇を通過した新しい舞台表現を生みつづける、ドイツの振付家。


インフォメーション【ドイツのダンス―新しい世代】スケジュール

Foto:Doan Bao Chau
2005年6月30日〜7月3日
ル テアトル銀座(東京)

フェリックス・ルッカート
スター・ダンサーズ・バレエ団公演
『Tools』


Photo: Claudia Esch-Kenkel
2005年7月23日・24日
びわ湖ホール(大津)

サシャ・ヴァルツ&ゲスツ公演
『ダヴァン』

2005年8月8日〜8月21日
京都芸術センター(京都)

ワークショップ
講師:ヘルゲ・ムジアル

・2005年10月29日・30日
京都府立府民ホールアルティ(京都)

・2005年11月4日〜11月6日
青山円形劇場(東京)

コンスタンツァ・マクラス&ドーギーパーク公演
『バック・トゥー・ザ・プレゼント』


Foto: Iris Terzka
2005年11月9日・10日
青山円形劇場(東京)

アンティエ・プフントナー公演
『自分のこだわり』


Foto:Katrin Schoof
2005年11月12日・13日
青山円形劇場(東京)

トーマス・レーメン公演
『モノ・サブジェクト』


Foto:Ursula Kaufmann
・2006年2月21日・22日
京都府立府民ホールアルティ(京都)

ヘンリエッタ・ホルン&フォルクヴァング・タンツシュトゥーディオ公演
『ラーケンハル―織物倉庫』

・2006年2月25日・26日
京都府立府民ホールアルティ(京都)

ヘンリエッタ・ホルン&フォルクヴァング・タンツシュトゥーディオ公演
『銀色の海のアーティチョーク』

2006年3月下旬
京都芸術センター(京都)

ワークショップ
講師:ヤン・プッシュ


Foto:Jan Schmietendorf
・2006年4月1日・2日
京都府立府民ホールアルティ(京都)

・2006年4月上旬
世田谷パブリックシアター(東京)

ヤン・プッシュ公演
『マッチ』

2006年4月下旬
世田谷パブリックシアター(東京)

ワークショップ
講師:ヤン・プッシュ

詳しいスケジュールについては、下記を参照。
http://www.doitsu-nen.jp/VER_KUL_TAN_JA.html


お問い合わせ
京都ドイツ文化センターTEL:075-761-2188

2005/6/21 文責:浅井貴仁 撮影(製作発表)・編集:鏡田伸幸

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