イラク戦争開戦の舞台裏を描くハイパー演劇
――燐光群のデイヴィッド・ヘアー新作連続上演vol.2
『スタッフ・ハプンズ』 新春に登場!

 現在、世界でもっとも多くその作品が上演されているイギリスの劇作家、デイヴィッド・ヘアー。この鬼才の新作ドキュメンタリー・ドラマに【燐光群】が挑む企画の第2弾、『スタッフ・ハプンズ』が、来年(2006年)1月から2月にかけて東京・名古屋・大阪で上演される。
2005/12/27 文責:北原登志喜 編集:鏡田伸幸

 『『スタッフ・ハプンズ』 STUFF HAPPENS』
・東京公演
下北沢ザ・スズナリ
1月14日(土)〜1月25日(水)

・愛知公演
名古屋 七ツ寺共同スタジオ
1月27日(金)〜1月30日(月)

・大阪公演
ウイングフィールド
2月2日(木)〜2月6日(月)
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 タイトルの「STUFF HAPPENS」とはラムズフェルド米国防長官がイラクの状況について語った公式発言で、その意は「ろくでもないことは起こるものだ」。――こうした、実在の政治家たちの実際の発言をそのまま使用してイラク戦争開戦までの過程を描くポリティカル・フィクション、それが『スタッフ・ハプンズ』である。

 【燐光群】は昨年より、地雷と戦争を扱った『だるまさんがころんだ』、イラク戦争の引き起こした様々な現実をまとめあげた『私たちの戦争』と、“戦争の時代”を浮き彫りにする作品を続けて発表してきた。そんな【燐光群】が、ヘアーという異才に共振しながら作り上げる今作は、現在の戦争の構造を明確に映し出すことだろう。混迷の時代、その新たな年の幕開けに、必見の一本となりそうだ。

【燐光群】

 燐光群(りんこうぐん)は多彩な演劇活動を可能にする、表現者のステーションとしての集団。主宰である坂手洋二の作・演出作品を中心に、常に<共同体>と<個人>の相克というテーマを視野に入れながら、ジャーナリスティックな視点と斬新なテーマ性を併せ持つ意欲的な新作公演を重ねる一方、舞踏・音楽・映像や美術・現代詩・古典劇との交流を図るシリーズや、20世紀の出来事を検証する連続作業なども展開している。
 硬質な社会性と日本文化を批評的にとらえるなかでうまれた幻想性、言語への深い考察と身体表現への積極的な実験精神が混在する、キャパシティーの深く広い表現者の集団。

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【燐光群】デイヴィッド・ヘアー新作連続上演vol.1 『パーマネント・ウェイ』TOPIC


英国鉄道の民営化が教えること――燐光群のデイヴィッド・ヘアー新作連続上演vol.1
1983年の旗揚げ以来、つねに話題作を発表し続けてきた【燐光群】。その【燐光群】が、今度は英国の鬼才、デイヴィッド・ヘアーの戯曲に立て続けに挑む。
2005年11月取材。

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