〜愛とエロティシズム、生と死、
  あるいは破壊と再構成のミュージカル〜

元劇団四季のメンバーを中心に2000年に旗揚げし、既存の大規模一般向けミュージカルとは異なった、日本発の新しく刺激的なミュージカルを小劇場で上演し続けている【劇団天才ホテル】。一年ぶりの新作『BAROCCO〜残された者〜』では、東電OL殺人事件に想を得たストーリーにコンテンポラリー・ダンス、打ち込みによるクラシックとノイズ音楽の融合など、既存のミュージカルのイメージを破壊し、変えてしまうような様々な試みが大胆になされている。

今回のBACK STAGE REPORTでは、BACK STAGE読者にはあまり馴染みがないかもしれないミュージカルの作り方・芝居との違い・そして新作について、主宰の神谷憲司氏、作・演出の藤澤智恵子氏、音楽監督補の彩花氏の三名にお話を伺った。

last up date 2004/9/1
材レポート
インタビュー(2004/8/16)
・【劇団天才ホテル】主宰 神谷憲司 氏
・【劇団天才ホテル】作・演出 藤澤智恵子 氏
・音楽監督補 彩花 氏

[小劇場で本格的なミュージカルを体験してほしい]
稽古REPORT(2004/8/16)
稽古REPORT

団天才ホテルについて
劇団四季出身の藤澤智恵子(佐藤智恵)と神谷憲司を中心に、同じく四季出身のメンバーと共に2000年、「長くなるであろう可能性を持つ一篇の前口上的序章」で旗揚げ、既存の大規模一般向けミュージカルとは異なった、東京の若者を対象とする、日本発の新しく刺激的なミュージカルを上演します。
HP→http://www.geocities.jp/tensaihotel/
日本ではミュージカルの多くは常にアメリカから輸入され、一般大衆を客層にした商業演劇の一環として上演されてきました。また日本で作成されたミュージカルの多くは、学校教育の枠組みのなかに飲み込まれています。
すべての創造的表現は、一般大衆や教育制度という曖昧な枠組みから零れ落ちてしまう、非道徳的、若者的、芸術的な、「いずれにも属さない者」から生まれてきます。表現者はいつだって枠組みを飛びこえた表現を求め、観客もまた望んでいるはずです。
本劇団は興業的には東京の若者を対象とした、日本発の新しく刺激的なオリジナルミュージカルを上演することにより表現の市場を開拓し、観客と上演者の濃密で幸福な出会いを達成することで、ミュージカルの可能性を広げてゆきます。


BAROCCO〜残された者〜
「BAROCCO〜残された者〜」
劇団天才ホテル第6回公演
2004年9月22(水)〜26日(日)
六本木 アトリエフォンテーヌ
「BAROCCO〜残された者〜」公演情報
近代家族制度における性差の有り様を問うオリジナルミュージカル。クラシックとノイズの融
合と分裂に各人物の引き裂かれを描く。各人が求めるものとは。

バブル崩壊後の日本社会で実際におきた東電OL殺人事件に取材し、女性と社会、女性と家族の関係を問いなおす。演出的にもバブル崩壊と戦後の終焉にともなう性を中心とした精神的陰部の浮上にターゲットをあて、楽曲には現代音楽、テクノを用い、振付も日常的動作を重視しコンテンポラリーに構成、既存の道徳の破壊と再構成を目指した、新しいミュージカルです。


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