想像力に殉じた作家、レーモン・ルーセル(1877〜1933)。
 現実や精神を観察して生まれるものではなく、ただ想像から生まれるもののみを追い求めた彼の、すべてが詰まった作品が『アフリカの印象』だ。
 奇書と評され、後に文学上の事件として多くの芸術家や作家に影響を与えたこの『アフリカの印象』をモチーフに、【庭劇団ペニノ】が驚きの舞台を創出する。

 薄汚れた手術室。オペを始める七人の看護士。開腹される大男……そして、ジャズ。

 【庭劇団ペニノ】がルーセルにささげる渾身のオマージュ――『アンダーグラウンド』。
 この、かなり変わった舞台の詳細を、彼らの稽古場《はこぶね》からレポートします。


last up date 2006/9/10
取材レポート
★タニノクロウ インタビュー(2006/9/3)
作 / 演出のタニノクロウさんに、『アンダーグラウンド』を語ってもらった。
手術とジャズのカップリングでタニノさんが目論むこととは?

★稽古REPORT(2006/9/3)
息詰まるような緊張感と静謐さの中で進行する、今作独特の稽古風景をお送りします。
【庭劇団ペニノ】
 2000年2月結成。自らのスタイルを「『静かな演劇』を志向する劇団や『ネオアングラ』と評される他の劇団にはない非定型的な形式を生む」とする。その言葉通り、主宰・タニノクロウが作品ごとに生み出す徹底した世界観、既成の演劇の枠組みを逸脱する試みなど、芸術表現としての独自性は、現在多くの注目を集めている。劇団名の由来は「和国+ゆとりをもった演劇=『庭』/ペニス+タニノ=『ペニノ』」。


オフィシャルサイトhttp://www.niwagekidan.org/
関連REPORT
【庭劇団ペニノ】BACK STAGE REPORT


★タニノクロウ インタビュー(2005/12/17)
【庭劇団ペニノ主宰】 タニノクロウ氏。
謎の多い【庭劇団ペニノ】の演劇とは?


★稽古REPORT(2005/12/17)
なんの変哲もないマンションの扉をくぐると、そこは異空間だった――【庭劇団ペニノ】の拠点、《はこぶね》での稽古風景をお届けします。
横畠愛希子【マンションマンション】TOPIC
舞台美術先行型ユニット【マンションマンション】
舞台美術先行の芝居作り――主宰/舞台美術/出演の横畠愛希子さん、作/演出の福原充則さん(ピチチ5)に話を聞いた。 (2006/3/取材)
『アンダーグラウンド』
2006年9月15日(金)〜9月20日(水)
・下北沢ザ・スズナリ
『アンダーグラウンド』公演情報

古い外科病院、大男を開腹する七人の看護士.手術室で釣りをする小人、踊る赤血球、ジャズバンドと庭劇団ペニノの幻想とその先。

出演 スタッフ
佐山こうた(p) 
中林薫平(b) 
長谷川学(d) 

安藤玉恵
佐山和泉 
島田桃依 
瀬口タエコ 
保坂エマ 
吉原朱美 
横畠愛希子
飯田一期 
マメ山田  
作・演出 タニノクロウ
舞台監督:矢島健 
舞台美術:田中敏恵 
演出助手:川嶋はづき
照明:今西理恵 
宣伝美術:野崎浩司
DMイラスト:坂口時継
構成助手・撮影:玉置潤一郎 
構成補佐:海老原聡 
写真:田中亜紀 
メイク:井上悠 
WEB:佐田丘仁子 
PA:阿部将之

制作 樺澤良・河口麻衣・小野塚央
プロデューサー 野平久志
企画製作 PUZZ WORKS /劇団制作社

助成:東京都歴史文化財団
レーモン・ルセール『アフリカの印象』
アフリカの印象
アフリカの印象
posted with amazlet on 05.12.26
レーモン ルーセル Raymond Roussel 岡谷 公二
白水社 (2001/10)
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