| BACK STAGE REPORT〜名古屋特集 〜 人口の数で全国4位の愛知県。その人口に比例して、演劇も盛んな県である。県内の年間公演数は2,000を超え、観客動員数でも全国4位を誇る。 また、行政の演劇に対する取り組みも他県に比して積極的で、例えば愛知郡長久手町に誕生した「長久手町文化の家」などは、演劇をはじめとした文化活動の<公共性>を考えるモデルケースとして、全国からの注目を集めている。 県庁所在地、名古屋市においても、各区に文化小劇場をつくるなど、近年、行政が演劇その他の舞台活動の場を次々に市民に提供している。更に名古屋市では、市の「景観重要建築物」に指定された程の建造物(旧給水等)を演劇練習に特化した施設、「演劇練習館アクテノン」として運用するなど、演劇活動のバックアップに力を注いでいる。 ただその一方で、民間の小劇場となると、名古屋の小劇場演劇を支え続けた「七ツ寺共同スタジオ」を除けば皆無に等しい、という声も聞く。この事実だけを見ると、民間よりも行政が、愛知の小演劇界にあっては主導的な役割を担っているようにも窺える。 そのあたりの背景も含め、今回のBACK STAGE REPORTでは愛知の中心都市=名古屋の小演劇の現状、その一部なりとも紹介すべく特集を組んでお送りする。 最近では名古屋在住の劇団が東京をはじめとする他都市でも公演を打つ機会が増え、その演劇に触れることも多くなったとは言え、まだまだ未知の部分が多い名古屋演劇。その現場で汗する人達の心意気を、少しでも感じて頂きたい。 ういろうと味噌煮込みうどんだけが名古屋じゃない(?)! |
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