今回のBACK STAGE REPORTは、練馬区にある【劇団黒テント】のアトリエからお送りする。
奇しくも、前回までの「ラフレシア円形劇場祭レポート」に続き、野外(テント)公演を間近に控えた劇団の稽古場にお邪魔することとなった。
テント公演の<東の雄>、【黒テント】が今回取り組む舞台は、その名も『絶対飛行機』。あの、‘9・11’を、演劇の言葉で語る、そういう芝居である。
アメリカのイラク攻撃が続く中、あの日に立ち帰る【黒テント】、その意気込みや如何に。
充実の稽古風景と共に、役者さん、作・演出の佐藤信氏、プロデューサーの宗重博之氏へのインタビューをお届けする。
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BACK STAGE REPORT 〜黒テント公演「絶対飛行機」 【取材リポートテント設営】〜

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2003年4月14日、黒テント公演「絶対飛行機」が行なわれる北千住西口イベント広場にテントが設営されるということで、東京足立区北千住へ向かった。
直径18m、天井高5mを超える大型テントの総面積は250u、役250名の観客を収容できるらしい・・・さてさて、そんな大型テントはどのように設営されるのか、期待が膨らむ。

北千住駅前の、開店準備にせわしない商店街を抜け、「北千住西口イベント広場」に到着。広場は50m×40m位だろうか。幸い、昨日の雨の名残もない。その広場の一隅で、なんともへんてこな形をしたトラックが、静かにその時を待っていた。

8:30。春のまぶしい朝日を受けながら、【劇団黒テント】の皆さんが続々と集合する。
広場は全面アスファルトでがらーんとした印象。その両脇の歩道を、会社に向かうサラリーマンやOLが、足早に通り過ぎていく。
此処にテントが建つ。
仕事を終えての帰り際、あの人達はさぞかし驚くことだろう。朝にはなかったものが突如出現したのだから。
「何なんだ?あれは・・・」と・・・。
演出の佐藤信さんが、美術さんや舞台監督さんと話している。どうやら、テントの中心点を決めているらしい。

こちらを睨むトラック。「おい、お前!こっちを見ろよ!」と言わんばかりの存在感だ。へんてこな形だが、脇腹のZのラインが格好イイと言えなくもない。

9:00きっかり。トラックの胴体部を覆っていたベールが剥がされる。
いよいよテント設営である。ブルーシートを外されたその姿は、なんとも無機的だ。
大型テント設営の準備が進む中、その傍らでは黒テントの皆さんが別のトラックから舞台荷物の積み下ろしを行なっていた。
演出の佐藤さんはじっと大型テントの設営を見守いる。
テントがトラックから、荷台部ごと切り離される。そのまま、テントの屋根の部分が扇状に開かれてゆく。

180度に開かれたそれはまるで、今にも大空に飛びたたんとしている飛行機の様でもある。

屋根が完成。
空飛ぶ円盤の様だ。
ゆっくり、ゆっくりと上昇してゆく円盤。
柱を立て、固定される。

ついにテントが完成。
この後銀色の幕が閉じられ、その中では「黒テントの世界」が作られていくだろう・・・
再び銀色の幕が開けられるとき、そこにある世界とは・・・

「あら、黒テントさん?」
撮影中50代くらいの女性に声をかけられた。
なんでも前回北千住公演「隠し砦の肝っ玉」を観ているとの事。
「またやるのね。楽しみだわ」


2003/4/14 文責・撮影・編集:鏡田伸幸
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